17. 日曜な日々


見上げれば 大空に気球ひとつ
いったい 何処まで 行くのかな?
あんなふうに 穏やかな 風に乗って
漂っていられたなら いいね

芝生の上に 大の字に 寝転んでると
そっと のぞきこんでくる 君がいる
こうしてると こんな時が 永遠に
続くような そんな気がするよ

何も怖れない 子どもの時のように
自分の翼 めいっぱい 広げて
何も考えず 飛びまわろう ふたり
心の底から 笑いあえるよ きっと

いつも 横には 微笑んでる 君の姿
こんな 毎日が 続けばいい




手を伸ばせば 届きそうな 綿雲が
透明な 青空に 浮かんでる
きっと ふたり こんなふうに 時が過ぎても
ずっと 変わらず 一緒にいよう

何も怖れない 子どもの時のように
持ってる翼 めいっぱい 広げて
君をいつまでも 抱きしめてるから
この世界が終わっても これからも ずっと

窓の外には まぶしすぎる 木もれ日が
日曜日の朝を 照らしてる
いつも隣に 安らかな 君の笑顔
そんな毎日が 続けばいい


何も怖れない 子どもの頃のような
無邪気な 笑顔を守りたいよ ずっと
どんな時でも 離さないよ この手
この果てしない 空の下の 大地で

振り向けば まぶしすぎる 君の笑顔
こんな毎日が 続けばいい
Written by Miyuki Kawabata