18. そばにいるよ


優しく 流れていく 風の薫りが
泣いてる 君のこと 包んでいるよ
どんなに せつなくて 辛い日々でも
いつしか 時間が 癒してくれる

例え 季節が過ぎて行き
いつか 恋をしても
きっと あの頃より ずっと
優しくなれることを 信じて

君の悲しさ 柔らげてあげたいよ
何も出来ない 僕だけど せめて
君をこの手で 抱きしめてあげたいよ
震える心 消えないように

ひとりで 立てるまで そばにいるから…




明日の 太陽を 信じなくても
いつでも 君のこと 包んでいるよ
悲しい 出来事を 想い出しても
笑って 話せる日 きっと 来るように

今は ちっぽけな君でも
何も 出来なくても
きっと あの頃よりずっと
強くなれることを 信じて

君の淋しさ 柔らげてあげたいよ
見つめるだけの 僕だけど せめて
君のその手を 暖めてあげたいよ
心が凍えて 死なないように…

傷みが 癒えるまで そばにいるから…


君の傷みを 柔らげてあげたいよ
何にも出来ない 僕だけど せめて
君をこの手で 抱きしめてあげたいよ
心が凍えて 死なないように

辛すぎる 冬の日が 続いていても
いつかは 暖かい 春が来るから…
Written by Miyuki Kawabata