16. 太陽の散歩道


どれぐらい 君を
見つめていたんだろう?
一緒に過ごした部屋で

どれぐらい 君を
わかっていたんだろう?
きっと 何もわかっちゃないね
そうだろう?

Ah 太陽の Ah 散歩道で
ふたり 手をとって 歩いた日々も

手離した その瞬間
自分の気持ちに 気付いたんだ

君だけに 逢いたいよ
今 時間を越え

許されるなら もう一度 この手で
抱きしめたい…


どれぐらい 君を
理解してたんだろう?
きっと 何も 気付かなかった
そうだろう?

Ah 粉雪の Ah 舞い散る夜
淋しさ 抱いてた 心の中も



言葉じゃ 伝わらない
そんなことさえも 言い訳にして

逃げ出した その瞬間
君が壊れた

許されるなら もう一度 あの日に
戻りたい…


静かに きらめく 君との 約束よ…


手離した その瞬間
自分の気持ちに 気付いたんだ

君だけに 逢いたいよ
今 時間を越え

許されるなら もう一度 この手で
抱きしめたい…

戻りたい…

あの場所へ…
Written by Miyuki Kawabata